演劇創作を通して、多文化共生を目指す日々を綴ります。


by sin-titulo

岐阜県広域防災センター

9月18日(日)の防災ワークショップは、岐阜県広域防災センターに行ってきました。
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最初は煙体験!
煙の充満した部屋に入って元の場所に戻るのですが、部屋といっても迷路のようになっているので、手で壁を確認して壁にそって進みます。

壁を手で確認しながら進むというのには、火災でパニックになった時に、拠り所になるのと、壁の状況を先に確認しながら進む事で、危険を回避出来る効果もあるそうです。

実際、部屋に入ってみると、全く前が見えません。暗いのも加わって、ちょっとパニック状態になりそうでした。時間にして2・3分の事が、10分にも20分にも感じられました。

火災で亡くなったという新聞記事をみると「なぜ逃げられなかったんだろう…」って思っていましたが、実際に煙の体験をしただけですが、その恐ろしさを実感しました。


続いて地震体験!
過去に実際に発生した関東大震災や阪神淡路大震災と同じゆれを、地震ごとの特徴に基づいて再現していました。
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震度7を体験した時は、なぜか「頑張って立っていなければ!」と踏ん張っていましたが、係の方から「大きい揺れの時は、伏せた方が安全です」と言われて我に返りました。気づかぬうちにパニックしていたのかもしれません。
地震の体験のない外国人にとってはものすごい恐怖なんだろう、と実感する事が出来ました。


終了後の振り返りで、外国人メンバーの何人かは日本語の説明が理解出来ないため、煙の体験は非常に恐かったと言っていました。

また、日本で実際に震度5を体験した外国人メンバーは、当時、どうしたらいいか分からなかったが、同じアパートに住んでいた日本人が外に逃げたから自分も外に逃げた。でも、地震の最中に外に逃げる危険性は知らなかった。と言っていました。

地震の経験のない外国人に対しての、地震対策や対処方法の伝達は大切だと、改めて認識しました。


防災センターでは色々な体験をしましたが、その体験を通じて自分だったら参加者にどうしたら分かりやすく、尚且つ、楽しく伝えられるかを考えてみたり、地震体験のない外国人にどのように体験したような気持ちになってもらえるか、そのための防災ワークショップのプログラムを考えてみたりと、沢山の課題が見つかりました。

体験する前と後とではメンバーの災害に対する認識や心構えが変わったようで、今回の体験はとても有意義なものとなったようです。〔ひろみ〕
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by sin-titulo | 2011-09-18 22:42 | ワークショップ